野点セットをもって出かけよう!おしゃれに、カジュアルにアウトドアで抹茶!

こんにちは。Matcha DaysのROCCOです。

さっそくですが、野点(のだて)ってご存じですか?

「野点とは、屋外で抹茶を点てて楽しむこと」

老舗の茶舗さんやアウトドアブランドからも、
野点セットが発売されていて
近年のキャンプブームにより野点を楽しむ方が増えているんですよ。

今回、以前から気になっていた野点に初挑戦してきました。

結果

「とっても楽しかった!」

キャンプのコーヒーって美味しいですよね?
抹茶も同様!もしくは、それ以上⁉

非日常な空間で味わう抹茶は、
こころもからだもリフレッシュされ、日常のモヤモヤを解消。
不思議と心穏やかな気分になります。

野点は、お庭、公園、川沿い、キャンプ場…など、自分の好きなところでピクニック気分で抹茶を楽しめます。

お気に入りの道具を持って野点にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

野点のはじまり

私の中で野点といえば、
あの大きな赤い傘(野点傘)の下で赤い布(緋毛氈(ひもうせん))を敷いて…。

というイメージはありませんか。

そこで野点のことを調べてみると「野点のはじまり」は、

「南方録」*によれば、「1587(天正15)年に、千利休が豊臣秀吉のために博多の松原で松葉をかきよせ、湯を沸し、茶を点てた」とする旨の記載があります。これが野点の始まりだとされています。

※南坊宗啓が書き留めた、利休の談話の聞書

北野大茶湯*にて、丿貫(へちかん・伝説的な茶人)が朱傘を立て葦垣で囲んだ茶席を設け、豊臣秀吉を大変喜ばせたとのこと。

1587年11月1日)に京都北野天満宮境内において豊臣秀吉が催した大規模な茶会のこと。

こちらもこのような野点も風流があってよいのですが、もっともっと気軽に楽しむことができます。

野点をするのに必要な道具は?

アウトドアで野点をするにあたって、荷物は小さく少なくしたいものです。
私の場合は、道具を買い揃えたわけではなく、家にあるのものを使いました。

以前から自宅で抹茶は楽しんでいますので最低限の道具は持ち合わせています。

↓↓↓私がキャンプ道具とは別に、野点のために用意した道具です。

野点に必要なもの

  • 茶筅
  • 抹茶
  • お茶碗
  • お湯(水筒)
  • 茶杓(スプーンで代用できます)
  • 抹茶容器(棗(なつめ))
  • 茶巾
  • 建水
    (茶碗をゆすいだお湯を捨てる容器)
  • 敷物

おすすめの野点道具(代用品)

必要なものや便利だなと思ったものをご紹介します。

茶筅(ちゃせん)

最低限用意したいのは、茶せんと抹茶。この2つさえあればどこででも楽しめます。
本来、携帯用に便利な野点用の茶筅がありますが、そのために買い足すことしなくても、家で使っている普段使いのものでOK。

↑↑↑荷物を少なくするのに野点用の小さなサイズの茶筅があった方が便利ですよね。

抹茶と抹茶容器

抹茶がなくては始まりません。抹茶は値段がピンキリ。でも安かろう悪かろうなので、私のおすすめは、10g300円以上のもの。抹茶を入れる容器にガラス小瓶を使いました。

↑↑↑取扱い店が多い一保堂さんの抹茶。日常使いなら「幾世の昔」またはそれ以上の価格帯のものがおすすめです。

↑↑↑容器として使ったのは、ガラス小瓶。調味料やビーズなど入れるように便利なので使ってます。

茶わん

カフェオレボウル、お椀など、お茶碗は家にあるもので大丈夫。今回キャンプだったのでキャンプ用のボウルを使いました。キャンプ用品は基本コンパクトに持ち運べるもの。野点用に代用できるものが多いです。

↑↑↑キャプテンスタッグのスタッキングできる木製ボウル。大小の2枚組でシェラカップを追加してセット使いもできます。木製なので温かみがあっていろいろな用途で使えるボウルです。おすすめ!

茶筅筒と建水

茶筅は繊細なもの。大事に扱いたいです。今回は、家にある縦長のランチボックスを使い、茶筅直しに立てて周りに茶巾をいれて固定しました。

建水はなければ、タッパーなどで代用可。

↑↑↑ジョセフジョセフのランチボックスがちょうどよかったのでご紹介します。蓋の部分は建水にもなり、キャンプの野点にはぴったりです。

↑↑↑茶筅筒を持っていると便利ですよね。

茶杓ケース

茶杓筒や茶杓用のケースの代用を探したところ、筆筒がとてもよかったです!数本入りますし、保管用としても便利です。

↑↑↑わたしはアマゾンで買ったのですが、今は売り切れ中のようです。楽天でも取り扱いありますが、送料が別途かかります。

茶巾・しきもの

お茶碗をふいたりする茶巾は必要です。ティッシュやキッチンペーパーでも代用可能。

風呂敷はプレースマットとして持参。テーブルやチェアがないところであればレジャーシートがあると便利です。

↑↑↑キッチンタオルがあれば茶碗を拭いたり、プレースマットとして使えるので便利です。

↑↑↑おしゃれなレジャーシート、コンパクトでデザインも素敵ですね。

MATCHA DAYS オリジナルアクリル茶筅直し・茶杓

今回はじめて野点で持っていきたかったのがMatchaDaysのオリジナル商品たち。自宅で使う用途だけでなく、アウトドアで使うのはどうか?と試してみたかったのです。

全然問題ない!

アクリルで作られた茶筅直し。丈夫だし、軽いし、この子たちをいろんなところに連れて行こうと思います。

おすすめ野点セットをご紹介

野点をはじめたいけど、まだ道具を持っていないという初心者の方におすすめの野点セット。

一つ一つそろえなくてもセットで購入した方が簡単にはじめられます。

デザインもいろいろ。お好みの野点セットを見つけてみましょう。

モンベル 野点セット

2002年の発売以来、コンスタントに売れ続けている製品。

ナイロン製の軽量の巾着の中身は茶筅、茶杓、茶碗、茶巾、盆2枚、棗(なつめ)。
茶碗は、メラミン樹脂製で軽量で壊れにく素材でアウトドアに使い勝手のいいアイテムです。

GrayMist Japan野点セット

巾着、棗、建水、茶筅、茶筅筒、折茶杓 、茶巾のセット。
上品な色づかいで持ち歩くのがうれしくなるセットですね。

*トレイは含まれません。

Matcha Organic Japan 「MATCHA TO GO野点セット」

かっこよくカジュアルにどこにでも気軽に持ち運べるセット。

鯖江サンユー アウトドア 至福の茶せんセット

使いやすい樹脂製茶せんセット。樹脂製茶せん、くせ直し、片口、茶こし缶と、それらをコンパクトに収納し持ち運びできる茶箱&ショルダーバッグの6点セット。

株式会社西本 抹茶セット

茶道具を中心に伝統工芸の山中塗を製作している「株式会社西本」さんの本格的な抹茶セット。クオリティを重視したい方におすすめのセットです。

遊茶箱

IPPUKU 手包み

そのほか、本格的なものからモダンなものまで

↑↑↑本格派の方へ。浪花籠(難波籠)14点セット

↑↑↑ほっこり抹茶を愉しみたい方へ。

↑↑↑モダンにミニマムに抹茶を愉しみたい方へ。

※【番外編】スノーピーク✕中川政七商店✕茶論 野点セット※

画像:Snow Peak公式サイトより引用https://www.snowpeak.co.jp/news/p20220209/

2022年に数量限定で販売されて完売になった「スノーピーク✕中川政七商店✕茶論 野点セット」が白馬のスノースピークステーションで販売されていました(2022年7月)。もし、

アウトドアブランドとして確固たる地位を築く「SNOW PEAK」。

そんな野点を気軽に愉しめるよう、良質なアウトドア用品を製造する「Snow Peak」、日本の工芸をベース
にものづくりをする「中川政七商店」に加え、茶道ブランド「茶論」の監修によってアップデート。軽量で丈夫なチタン製の茶碗や、コンパクトに納まる天然素材の茶道具など、日本のものづくりを活かしながら現代の野点のための道具として開発しました。さらに茶道未経験者でも気軽に愉しめるよう、茶論のブランドディレクターを務める茶人・木村宗慎氏監修による野点ガイダンスも同梱。日常から離れた景色の中でまるで「茶会」を開くように、アウトドアに新たな体験をお届けいたします。

2020年に即完売をした、新たなアウトドア体験が愉しめるトリプルコラボレーション。良質なアウトドア用品を製造する“Snow Peak”、日本の工芸をベースにものづくりをする“中川政七商店”、現代にあった茶道の愉しみ方を伝えるブランド“茶論”による「野点セット」が、さらなる進化を遂げ第2弾として登場します。
軽くて丈夫なチタン製茶碗を包む仕覆(しふく)は、新たにSnow Peakのマルチコンテナシリーズをモチーフに、アウトドアの道具でよく用いられる丈夫な綿帆布を採用。コンパクトに収納できる特製の茶杓(ちゃしゃく)など8アイテムを合わせ、アウトドアシーンに溶け込む茶道具を目指しました。また今回は、茶碗と菓子器が2つずつ収まった「野点セット ダブル」も開発。相手をもてなすことを通じて、一人で嗜むときとはまた違った心地いい体験を演出します。

https://www.snowpeak.co.jp/news/p20220209/

どうでしたか、お好みの野点セットはありましたか?

道具を揃えるのも「抹茶のある暮らし」の楽しみのひとつです。
お気に入りの道具をもってお出かけしてみてはいかがでしょうか。

Have a nice Matcha Day!

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